血糖値を下げるために必要なこと

そもそも糖尿病ってなに?

糖尿病とは血糖値やHbA1cが基準値を大きく上回ってしまっている状態を言います。


糖尿病は直接命に関わる病気ではありません。

唯一の例外はペットボトル症候群くらいで、本当に恐ろしいのは糖尿病が引き起こす合併症です。

合併症を代表するのが糖尿病性の網膜症、腎症、神経障害の糖尿病性3大合併症。これら以外にも内臓や血管、神経に多大な被害を与えるのが糖尿病性合併症です。


空腹時の血糖値が110mg/dl未満が正常値であり、110〜126mg/dl未満で境界型、126mg/dl以上で糖尿病になります。


糖尿病は百害あって一利なし。

発見の時期が早ければ早いほど改善は容易になりますので定期検査は面倒臭がらずに受けるようにしましょう。

糖尿病が発症するまで

糖尿病の原因は人それぞれで、種類も1型と2型があります。

1型糖尿病は血糖値を下げるホルモン・インスリンを分泌するすい臓のβ細胞が死滅しインスリンが枯渇してしまう病気です。

2型糖尿病は主に食生活や肥満などが原因でβ細胞が疲弊、死滅しインスリンの分泌能力やインスリン作用が低下してしまう病気です。


日本人の糖尿病は95%が2型糖尿病ですが、1型と2型に共通しているのはインスリンの分泌能力の低下です。血糖値を下げるホルモンが正常に働かないため、常時血糖値が高くなり、食後の血糖値も跳ね上がって血管や神経が傷つき合併症を発症させます。

そして現代の医学では死滅したβ細胞を復活させることはできません。

糖尿病が完治しないと言われるゆえんです。


糖尿病(境界型含む)が発覚すると、まず医師から血糖コントロールのためにカロリー制限と運動療法を指導されますが、これが非常に辛いうえになかなか改善しない。

「これが一生続くのか・・・」と思うとあっという間に挫折してしまいますね。


もちろん薬の量も少しずつ増えていき、インスリン注射を使うことになります。

しかも従来の改善方法では糖尿病は徐々にですが、確実に悪化していきます。


ところが、実は血糖コントロールには辛いカロリー制限もキツイ運動も必要はありません。

糖尿病は人生を悪い方向に一変させる恐ろしい病気ですが、健常人と変わらない状態まで改善させ維持することは、その方法を知らないだけで難しいことではないんです。


食後の血糖値が600mg/dl以上だった人が10日も掛からずに90〜140mg/dlに改善した例もあります。

そして、これは特別な例ではありません。

また、これほどの改善速度でなくても1ヶ月〜3ヶ月程度で健常人と変わらない状態まで改善した例はいくらでもあります。


血糖値はあなたが思っている以上に簡単に改善することを知ってください。

この先の人生のためにサッとやってパッと治してしまいましょう。



HbA1c


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