血糖値を下げるために必要なこと

経口血糖降下薬

血糖値を下げる薬は大きく分けると3種類あります。


・糖質の分解、吸収を遅らせる薬(ベイスンやグルコバイ)

・インスリンの働きを良くする薬(アクトスやグリメピリド)

・インスリン分泌を促す薬(オイグルコンやアマリール)


薬の効果を見れば判るように糖尿病の薬は血糖値を下げるか、上昇を緩やかにするものであって、糖尿病を治すものではありません。


正直な話、糖尿病って改善させるのに薬が必要ですかね?私は必要ないと考えているのですが・・・。

昔からあるから習慣で飲んでいるといった感じが消えません。

あまりにも血糖値が高い場合は緊急事態として必要になんでしょうが・・・。

薬飲むなら酒を飲め

薬を服用するときに気をつけたいのが3番目のインスリン分泌を促す薬、SU剤です。

SU剤は簡単に言うとすい臓のβ細胞を騙してインスリンを分泌させる薬です。


これって糖尿病の薬とは言えませんよね。

糖尿病は糖質の過剰摂取でβ細胞が痛めつけられてインスリンの分泌能力が低下する病気なのですから。


SU剤はインスリンの過剰分泌で疲れ果てているすい臓にムチ打って、むりやりインスリンを分泌させβ細胞を痛めつけます。

服用初期は血糖値が下がりますが、その裏では確実に糖尿病は進行していて、気が付いたときにはもうどうしようもない状態になっていることがあります。

最近ではSU剤をできる限り使わない医師も増えてきました。


上の2つの薬にしても、糖質の摂取量を減らして、その分のカロリーは脂質とたんぱく質の摂取量を増やせば服用する必要はありません。


糖尿病の薬として処方される経口血糖降下剤ですが、糖尿病の薬というよりも糖尿病の味方のような気がしてなりません。

SU剤は間違いなく糖尿病の味方。


薬を飲むくらいならお酒を飲みましょう。

アルコールは血糖値を下げる作用があります。ただし、飲んでもいいのは焼酎やブランデーなどの蒸留酒です。

蒸留酒には糖質がまったくといっていいほど含まれていませんので血糖値を上昇させません。


ビールやワイン、日本酒などの醸造酒は糖質量がかなり多いので、アルコールの血糖値を下げる作用以上に血糖値を上げる作用が強いのでダメです。


就寝前にコップ半分位の蒸留酒を飲んでみましょう。早朝空腹時血糖値がいつもよりも下がります。

ただ、飲みすぎには注意してくださいね。

多量の飲酒は肝臓を傷める原因になりますし、低血糖の恐れもありますから。

「お酒は飲んでも飲まれるな」の精神を忘れずに。



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