Q.糖質を制限すると脳が働かなくなったり、筋力が落ちたりすると聞いたんですが実際はどうなんでしょう?
A.糖質制限にケチをつける人の理屈はかなりメチャクチャ
脳が働かなくなるとういうのは真っ赤なウソです。
脳はGLUT1のため、安静時は糖質を使いますが、ケトン体も使いますので、脳の働きが鈍くなると言うことはありません。
また、筋力もたんぱく質をしっかり摂取していれば落ちるということはありません。
「頭がボーとする」「体に力が入らない」という人の食事事情を聞いてみると大抵摂取カロリーが足りていません。
大事なのは糖質を抜いた上でしっかりカロリーを摂取することです。
また最近は心筋梗塞や脳梗塞のリスクが高まると言われています。
これは海外のある研究チームがそのような論文を発表したからなのですが、実際にはそのような報告はありません。
この論文は前提となるデータがかなりメチャクチャで「これをよく論文にしたなぁ」と逆に感心するレベル。
高血糖である人が現代食を食べ続けるほうが危険です。
日本はかなり遅れていますが、糖質制限は世界では大勢です。
そのため糖尿病治療薬を生産している製薬会社やそことつながりの深い医療関係者は糖質制限を嫌います。